- はじめに
- SharePoint リストにアップする際のExcel ファイルの前提条件
- ローカルのExcel ファイルをSharePoint リストにアップロードする
- Power Apps でSharePoint リストを表示する
- おわりに
はじめに
以下のようなコメントをいただきましたのでやり方を簡単に紹介したいと思います。
PowerAppsでローカルのエクセルをSharepointリストやDBにアップロードしてそれをPowerAppsで表示したいです。やり方などもし分かればご紹介してほしいです。(PowerAutomateを呼び出して使う?)
SharePoint リストにアップする際のExcel ファイルの前提条件
ローカルのExcel ファイルをSharePoint リストにアップロードする際、Excel ファイルはある前提条件を満たしている必要があります。
それは、対象データが"テーブル"内に存在している必要があるということです。
対象ファイルにテーブルが存在しない場合、以下のようなメッセージが表示されます。
Excel ファイルにテーブルを設定する
では、Excel ファイルにテーブルを設定する方法を紹介します。
知っている方は飛ばしてもらって大丈夫です。
例えば以下のような表がExcel に存在していたとします。
この表をテーブルに設定してみます。
- まずは対象の列(今回であれば $A$1:$C$14 )して「挿入 > テーブル」を選択、もしくは"Ctrl + T"を押します。
- すると以下のようなメッセージがでてくるので"OK"を選択します。
先頭行もデータとして利用するのであれば、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する(M)」のチェックを外してください。
- これでテーブルの設定が完了しました。
デザインやテーブル名を変更したいときは、「テーブルデザイン」より変更してください。
以上でテーブルの設定は完了です。
なお、注意として A:C のように選択してテーブルに設定するのはやめましょう。
読み込みの際に、読み込み範囲のエラーが表示されてしまいます。
Power Automate などで読み込む場合もテーブルの設定が必要なのでこのやり方は是非覚えておきましょう。
ローカルのExcel ファイルをSharePoint リストにアップロードする
- リストを作成したいSharePoint サイトを開いて「新規 > リスト」を選択します。
- 「Excel から」を選択します。
- 今回ローカルからアップロードしたいので「ファイルをアップロードする」を選択します。
- 問題なければ「次へ」を選択します。
- 名前などを設定したら、「作成」を選択します。
以上でローカルのExcel ファイルをSharePoint リストにアップロードすることができました!
Power Apps でSharePoint リストを表示する
Power Apps でSharePoint リストを表示する方法は何通りかありますが、一番簡単な方法を紹介します。
先ほど作成したリストより、「PowerApps > アプリの作成」を選択します。
適当な名前をつけます。
たったこれだけで、アプリの作成ができます!!
おわりに
以上で紹介は終了です。
他質問あればコメントにてお願いしますー。
ではよいお年を。