はじめに
この記事はPower Apps のIdeas 機能を試してみた記事になります。
ちなみに試してみた環境は日本環境です。
Power Apps Ideas ってなに?という方に簡単に説明すると自然言語入力によってPower Apps 側がPower Fx を自動で生成してくれる機能です。
詳細はこちらをご覧ください。
ちなみに2021/11/18現在私が試した限りではGif のようなことはできませんでした!
残念
アイデアを試してみた
Ideas (日本語だと"アイデア"と表記されているので以下アイデア)は、ツリービューのコントロールの右にある三点リーダ、もしくはプロパティペインから開くことができます。
ちなみにこちらのアイデアですが、現時点ではギャラリーのラベルやデータテーブルの列などのテキストを含むラベルにしか対応してないようです。
余談ですが、"テキストを含む何かベルのもの"となっており翻訳がミスってますね。
まぁ、まだプレビューなので。。。
ということでGallery のラベルに対してアイデアを試してみます。
今回は CustomGallerySample
をデータソースに使用したGallery で試してみます。
ギャラリー > 縦 から追加しました。
'Title1' のアイデアを開くとこのようになっています。
これらのTitle に設定されたテキストの数値を "Lorem ipsum 001" のように0埋めして3桁表示されるようにしたいと思います。
データのところの表記を "Lorem ipsum 001" に書き換えてEnter を押してあげます。
するとこのように数式のサンプルが表示されます。
なんか複雑な式が提案されてますね。
こちらをクリックしてみます。
するとラベルの Text
にここで提案されていた式が反映されます。
Gallery を確認してみると、数値が0埋めされて3桁表示されています。
ちなみに今回提案された式はこちら(わかりやすく整形しています。)
Concatenate( Mid( Left( ThisItem.SampleHeading, Last( MatchAll( ThisItem.SampleHeading, "\p{Zs}+" ) ).StartMatch - 1 ), Match( ThisItem.SampleHeading, "[\p{Lu}\p{Ll}]+" ).StartMatch ), Concatenate( " ", Text( Value( Mid( Left( ThisItem.SampleHeading, Match( ThisItem.SampleHeading, "[0-9]+" ).StartMatch + Len( Match( ThisItem.SampleHeading, "[0-9]+" ).FullMatch ) - 1 ), Match( ThisItem.SampleHeading, "[0-9]+" ).StartMatch ) ), "000" ) ) )
正規表現使っているのはいいのですが、Unicode 文字プロパティ使われていますね。
おわりに
以上、今回は簡単に使ってみた内容をメモ書き程度に残してみました。
まだまだGif のような動作の実現はできませんでしたが、今後更にアップデートされたらまた纏めたいと思います。