はじめに
Power Appsに新しい関数が増えていたようなのでメモ。
2023/03/26現在ではまだドキュメントにはこの関数は載ってないのとなんか設定値的にまだ開発途中なのかな?感があるので利用は自己責任でお願いしますね。
増えていた関数
Dec2Hex
10進数を16進数に変換する関数のようです。
16進数なのでテキストで返ってきます。
変換する数値は負の数でもOKです。
ただし変換を行う数は -549755813887~549755813887 の範囲内である必要があるようです。
これは64ビット符号付き整数型(int64_t)の値の範囲ですね。
プログラムをやっているとよく目にする制限です。
第2引数の場所の意味が分からないですが
これは何桁表示させるか?というオプションだと思えばよいです。
ただしこの設定、最大でも10までしか設定できないようです。
10よりも小さいだと、10はエラーになるようなかき方ですが10はセーフです。
また、変換後の結果よりも大きい桁数を設定する必要があるようです。
Hex2Dec
16進数を10進数に変換する関数のようです。
数値しか設定できないのかな?と思いますが、文字列も設定できます。
ただし16進数でない数値は設定できません。
制限は数値の場合でも文字列の場合でも文字数にあり、10文字より小さく(10文字はOK)する必要があるようです。
おわりに
ついに10進数と16進数を変換する関数が来ましたね。
(2進数と8進数を変換するものはないですが、これはあまり利用用途もないので多分こないかな。)
なんで私がこれきになったのか?というと以前に私が似たようなカスタム関数を作成して公開していたからです。
まだ若干未完成っぽい気もしますが、これが標準関数として利用できるようになるのは便利そうですね。(SVGとかに使える)