コルネの進捗や備忘録が記されたなにか

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Power AppsにCopilot answer(Preview)が追加されました!


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はじめに

Power AppsにCopilot answerコントロールPreviewで追加されました🎉

powerapps.microsoft.com

learn.microsoft.com

これはDataversreにあるデータをもとにCopilotが回答してくれる。というコントロールですね。

似たコントロールでCopilotコントロールがあります。

learn.microsoft.com

こちらのコントロールに関しては以下記事で紹介していますので、見てみてください。

koruneko.hatenablog.com

今回追加されたCopilot answerコントロールは、Copilotコントロールとは異なり事前に定義された質問(プロンプト)に従って回答を生成します。

Copilot answerを利用する

前提条件

公式ドキュメントですと以下のように記載されていますが、この設定ないと思うのですよね。。。

実際の画面

設定色々弄って最低要件のチェックしたわけではないので、多分ここ設定必要だよね?と思われるところを列挙すると、

  1. Resion(地域)がUnited States(米国)の環境の作成
  2. Copilotのオン
  3. Browserの言語設定を英語にする

恐らく上記が最低限必要な条件だと思います。

Copilot answerを利用する

使い方はいたって単純です。

Copilot answerコントロールを追加して、対象のDataverseテーブルとCopilotが回答を行うためのViewやFeildsを設定するだけでOKです。

CopilotコントロールのようにDataverse側の設定は不要ですぐに使えます。

例えば以下のような架空のユーザー情報が格納されたテーブルに対して、 "Summarize records" というレコードをサマリーしてもらうような指示を実行します。

その結果以下のような回答が得られます。

There are more than 30 records in the dataset. The dataset contains the cr2cc_externalprimarykey column, which is of type Float. Some of the records includes 1.0, 2.0 and 3.0.

==NOTE==
上記英文はPowerToysのOCR機能 + 私が手動で修正したものです。Power Appsからコピペできないので注意してください。
もし、回答内容をユーザーが2次利用できるようにしたい場合は CopilotAnswer.Answer を参照してください。
====

日本語訳

データセットには30以上のレコードがある。データセットにはcr2cc_externalprimarykeyカラムがあり、これはFloat型である。レコードの中には1.0、2.0、3.0がある。

うーーん。。。ちょっと違う!

ちなみに、"Question for Copilot"(Question)のプロパティの値をテキスト入力などで入力された値のような動的な値に設定することも可能です。

CopilotコントロールとCopilot answerコントロールの比較

CopilotコントロールとCopilot answerコントロールの簡易比較です。

どちらのコントロールを利用するか?の判断材料になれば。

Copilot Copilot answer
対応地域 米国 米国
Dataverse側の設定 必要 不要
対話形式での会話 可能 不可

Preview機能なので変更になる可能性があります。

おわりに

Power AppsにもCopilotを活用した機能がどんどん追加されていますね!

CopilotコントロールやCopilot answerコントロールの利用にはDataverseの利用が必要になってきますが、AI BuilderやAOAIを活用するよりも気軽に試せるので、これらのコントロールでやりたいことが充分満たせるのであれば、これらのコントロールを利用してみてもいいかもですねー


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