はじめに
Power Appsに"Draft text input with Copilot"という、アプリ利用者がテキストを入力する際にPower Appsの画面上でCopilotを利用して入力補助を行うことができるような機能が追加されました👏
なおこの機能は現在Preview機能であり、また以下の条件を満たしている必要があります。
重要
- この機能を使用するには、環境が米国地域にある必要があります。
- この機能を使用するには、ブラウザー言語が米国英語である必要があります。
- この機能は、Azure OpenAI Service によって提供されます。
- この機能は、使用制限またはキャパシティ調整の対象となる場合があります。
Copilot はサポートされていないため、カスタマー マネージド キー (CMK) またはロックボックスがある環境では機能しません。- プレビュー機能は運用環境での使用を想定しておらず、機能が制限されている可能性があります。 これらの機能を公式リリースの前に使用できるようにすることで、顧客が一足先にアクセスし、そこからフィードバックを得ることができます。
- この機能は現在展開中であるため、お住まいの地域ではまだ利用できない可能性があります。
- プレビューの詳細については、プレビューの条件 をご覧ください。
恐らく以下がハードル高めですかね。
- 環境が米国地域にあること
- ブラウザーの言語が米国英語であること
動作
#PowerApps のキャンバスアプリで"Draft text input with Copilot"を試してみましたー#Copilot でいい感じに文章作成してくれるやつですhttps://t.co/3Bb9DFkTpihttps://t.co/HDK5xvgtMH pic.twitter.com/NAeFrqZ6lr
— コルネ (@koruneko32767) 2024年4月3日
プロンプトによっては日本語で出力させることも可能です。 pic.twitter.com/2hq2X7O9IL
— コルネ (@koruneko32767) 2024年4月3日
日本語で指示を出すこともできますが、ドキュメントにも記載されている通り、現時点では英語のみサポートされています。(次のポストの動画もみてね) pic.twitter.com/BcQ9AH83jS
— コルネ (@koruneko32767) 2024年4月3日
このように日本語はうまく動いてくれない場合があります。
— コルネ (@koruneko32767) 2024年4月3日
まだサポートされていないのでね。
仕方ないですね pic.twitter.com/KPSV8KyzdG
対応しているコントロール
現在(2024/04/03)は、
- 複数行テキスト
- リッチテキスト
にて利用することができます。
普通の"Text Input"コントロールではこちらの機能は利用できないのでご注意ください。
どういうことに使えそう?
ぱっと思いついた限り以下のようなケースで役立ちますかね。
- 一般的な用語や製品の概要を作成してもらう
- 日報や週報の文章をいい感じにしてもらう
- メールやチャットに投稿する文章をいい感じにしてもらう
とかですかね?
注意としては、ChatGPTやCopilot Chatのように対話形式でなにかを出力してくれるわけではないので、その点を理解してプロンプトを記載する必要がある点です。
現時点の動作を見る限りでは、記載した文章の要約に使える。程度に思っておいた方がよさそうだなと感じました。
おわりに
Copilotがどんどん色々なサービスや機能に付与されていきますね!
どんなことができるか?なにができるか?など検証できる環境のある方は一度自身でも試してみてみることをおすすめします。
ドキュメントや他者からの伝聞では過小評価/過大評価してしまうことが多々あると思いますので。
今回は検証 + 紹介を行うための記事でしたので短めでしたがこの程度で。