はじめに
Microsoft Loopを色々触ってみた記事です。
Microsoft Loopの開始方法に関してはこちらの記事をご確認ください。
色々試してみよう
ワークスペースを作成しよう
何はともあれ何かを開始するにはワークスペースを作成する必要があります。
ワークスペースを作成するには、右上の + アイコンから作成することができます。
アイコンには予め用意さてたアイコンが使用できます。
任意の画像は利用できないようですね。
続行を選択するとコンテンツを追加できますが、ここは後からでも追加できますのでスキップしてもOKです。
「作成」を選択することでワークスペースが作成されます。
テンプレートを利用してみる
とりあえずテンプレートから色々みてみましょう。
テンプレートは画面下部にあります。
初期表示では4種類しか表示されていませんが、「その他のテンプレートを探す」より10種のテンプレートを利用することができます。
それぞれのテンプレートを選択することでそのテンプレートの概要を確認することができます。
Wiki!!Wikiじゃないか...!!
横道にずれますが、TeamsのWikiは廃止されますので、活用されている方はお気を付けくださいね。
Teams は Wiki のサポートを段階的に廃止しています。 既存の Wiki に引き続きアクセスして編集することはできますが、Teams チャネルで新しい Wiki を作成することはできません。 間もなく、Teams と Microsoft 365 で OneNote が有効になっているお客様は、Wiki コンテンツを OneNote にエクスポートできるようになります。
OneNote ノートブックへの Wiki のエクスポート - Microsoft サポート
はい。ということで"Product Wiki"追加してみました。
こんな感じです。
新しいページを追加する
新しいページを追加するには + アイコンの「新しいページ」より追加することができます。
作成されるのは無題のページですね。
ちなみに「新しいリンク」では、そのサイトへのリンクが行われるページが作成されます。
ページを階層化する
ページはこんな感じで階層化させることができます。
これを行うには、
新規ページをサブページとして追加したい場合は三点リーダー、もしくは右クリックより「新しいサブページ」を追加を選択します。
既存ページを他のページのサブページに追加したい場合は、サブページに追加させたいページをドラッグ&ドロップすることで追加することができます。
ページにアイコンを設定する
ページにアイコンを設定するにはそのページの設定(三点リーダー or 右クリック)より「名前の変更とスタイル」よりアイコンを設定するか
タイトル(「無題のページ」って記載されているとこ)にカーソルを合わせると表示される「追加アイコン」よりアイコンを設定することができます。
設定したアイコンは赤枠の3か所で利用されます。
カバー画像を設定する
カバー画像とはページ上部に設定される画像のことです。
これを設定するにはタイトルにカーソルを合わせると表示される「カバーの追加」から空バー画像を設定することがきます。
設定できるのは予め用意された画像ですね。
困ったらランダムに設定してみましょう。
コンテンツを作成する
コンテンツは、自由にテキスト入力で作成できる他"/"や"@"を入力することで挿入を行うことができます。
"/"を入力すると以下を挿入することができます。
全般
テンプレート
通信
メディア
"@"を入力すると以下を挿入することができます。
People
Files
Find by category
/
で挿入する
全般
見出し
表
行の追加/削除
行の追加は「新規」から行えます。
行を削除したい場合は、その行の左端を選択するとゴミ箱アイコンが表示されるのでここから削除できます。
他にもいくつか行を追加/削除する方法はあります。
列の追加/削除
列の追加は追加したい箇所の"・"にカーソルを合わせると + アイコンが表示されますのでこれを選択することで追加することができます。
列を削除したい場合は、その列の上部を選択するとゴミ箱アイコンが表示されるのでここから削除できます。
他にもいくつか列を追加/削除する方法はあります。
行/列を入れ替える
それぞれ削除を行ったときと同様に左端/上部を選択してドラッグ&ドロップを行うことで入れ替えることができます。
列のオプション
列の右端にある矢印アイコンを選択することで以下オプションを選択することができます。
ここでも入れ替えや挿入を行うことが来ます。
「列の種類を変更する」では、その列で入力される値の所謂テーブルの型を変更することができます。
右クリックを行った際は以下オプションです。
矢印を選択した場合とで右クリックをした場合とでオプション項目が異なるようですね。
値のオプション
値の箇所で右クリックを行うことで以下オプションを選択可能です。
上部のアイコンについて
表の上に3つのアイコンがありますが、これらの説明を行います。
並び変えを行うことができますが、ちょっとわかりにくい気がする。
表の上部のソートアイコンからできますが、
こんな感じの表示で
「並び替えの追加」を選択して並びかえる列の昇順/降順を設定すると並び替えることができますが、ここで「×」を押すと並び替えが反映されません。
どこか違う箇所を選択する必要があります。
また、複数条件の並び替えができるわけでもないようです。
非表示アイコンを選択することで列の表示/非表示を切り替えることができます。
列 | 表示/非表示 |
---|---|
列1 | 表示 |
列2 | 表示 |
列 | 表示/非表示 |
---|---|
列1 | 非表示 |
列2 | 表示 |
ちなみにすべての列を非表示にすることはできません。(2枚目の画像の列2がグレーになっているのはそれが理由)
最後に3つ目のアイコンは、選択することで列の幅を広げることができます。
Before
After
チェックリスト
チェックを付けると、その項目は取り消し線が付きます。
タブキーを押すことで、チェックリストのインデントを変えることができます。
箇条書き
タブキーを押すことで、箇条書きのインデントを変えることができます。
段落番号
タブキーを押すことで、段落番号のインデントを変えることができます。
子インデントはアルファベットとローマ数字で構成されるようですね。
分割バー
テンプレート
タスク リスト
文字列と表っぽいやつが作成されます。
上部に「このタスク リストに対する他のユーザーの変更は Planner 及び To Do とまだ同期されていません。」と記載されていますが、これを「今すぐ同期」を選択すると、Plannerと同期されました。
Loop側で表示されるのに若干ラグを感じたような気がしますがちゃんと相互に同期が行われました。
投票テーブル
文字列と表が作成されます。
これはタスクと違って特別な表ではないので、デフォルトの「長所」や「短所」が気に入らなければ任意の項目に追加/削除することができます。
各列の種類ですが以下のようになっています。
列名 | 種類 |
---|---|
アイデア | テキスト |
長所 | テキスト(箇条書き) |
短所 | テキスト(箇条書き) |
表 | 投票 |
(なのでこれをもとに自分で作成することもできますね。)
投票は当たり前ですが、1つの項目に対して一人1票しか投票できず、投票済みの箇所を再度選択すると投票が取り消しになります。
なお表内で1回の投票とすることはできず、あくまで行ごとに1回の投票です。
具体的にいうと、上の画像では「アイディア1」と「アイディア2」がありますが、これら2つに対して投票を行うことができます。
「アイディア1」に投票したユーザは「アイディア2」に投票できない。みたいな制御はできません。
進行状況トラッカー
こちらも普通の表が使われているので自由にカスタマイズ可能です。
各列の種類ですが以下のようになっています。
列名 | 種類 |
---|---|
作業領域 | テキスト |
所有者 | 個人 |
進行状況 | ラベル(Progress) |
終了日 | 日時 |
ブロッカー | テキスト(チェックリスト) |
進行状況は以下を選択することができます。
これが気に入らなければ、色や文字を編集できますし
ラベルを新規に作成して適用することもできます。
日本語だから?ちょっと表示崩れてますね。
また、一度作成したラベルグループにオプションを追加したりラベルグループを削除したりすることができないんですけど、これどこに保存されてるんですかね...
通信
個人
ユーザを検索して記載できます。
絵文字ピッカー
絵文字を検索して追加できます。
日付
カレンダーから日付を選択できます。
これまでもちょくちょく日付の表示がみえていましたが、設定された日付までの残り日数によって表示が変わるようになっていますね。
ラベル
ラベルグループからラベルを選択します。
そのラベルグループの一覧を表示させておきたいときとかに使うのかな?
メディア
画像
ローカルから画像をアップロードできます。
ちなみにドラッグ&ドロップでは追加できないので、画像を追加したい場合はこの方法で追加する必要があるっぽいです。
@
で検索する
こちらはここで"People"や"File"の">"を選択して探すのではなく、@<文字列>
でそのユーザやそのユーザが作成したファイル、そのファイルの名前を検索してでてきた選択肢を選択する使い方になります。
ちなみにユーザを選択した場合は/
ででてきた"個人"と同じですね。
ファイルを選択した場合は、ファイルが埋め込まれたりするわけではなく、ファイルのリンクが埋め込まれます。
おわりに
一旦Loopアプリの基本的な使い方まとめてみましたが、まだこの機能はPreview機能なので変更になる可能性があります。
記事内の記載に誤りや変更が加わっていた場合はコメントにてご指摘いただけますと幸いです。