コルネの進捗や備忘録が記されたなにか

進捗や成果物や備忘録てきななにかを雑に更新していきます。

Copilot Studio で Web 検索をオンにすることができません


スポンサードリンク

はじめに

いつからこの事象が発生しているのか、またこれが正式な機能変更なのかは定かではないのですが、Copilot Studio の設定から「Web 検索」をオンにして「すべての公開 Web サイトをエージェントが検索できるようにします。」が利用できなくなっています。

learn.microsoft.com

本来あるはずの設定項目

Web 検索が見当たらない

なお、この問題は多くのエージェントで確認できましたが一部エージェントでは確認できませんでした。

回避方法

新規作成時に行える回避

新規作成時に、"特定の操作"を行うことでこの問題は回避することができます。

現在エージェントの新規作成を行おうとすると、「説明」にてチャットベースでエージェントの構築をすることができ、「構成」で「説明」で生成された設定内容を確認のうえ編集することができます。

ここで、「説明」でチャットを行う前に、「構成」を開きます。
これにより「Web 検索」の設定を行うことができるようになります。

ただ、構成で「オン」にしてても実際に作成されるエージェントの設定では「オフ」になっているので気を付けましょう。

「説明」でチャットを行った後に「構成」を開いてしまうと、「Web 検索」の設定がグレーアウトしてしまいます。

この状態で作成を行うと、「Web 検索」の設定項目自体が消えます。

この回避方法は新規作成するエージェントのみにできる対応ですね。

コードベースで修正を行う

Copilot Studio は VSCode を用いてコードベースで編集することが可能です。

やり方など詳しくは以下をご確認ください。

koruneko.hatenablog.com

さて、「Web 検索」の設定項目が見えなくなったエージェントのコードビューをみてみましょう。

みるべき対象のファイルは"agent.mcs.yml"です。

# Name: ユーザーサポート エージェント
# ユーザーの質問や依頼に対して、迅速かつ丁寧にサポートを提供するエージェントです。分かりやすい説明と親切な対応で、ユーザーの課題解決を支援します。
kind: GptComponentMetadata
instructions: |-
  ・ユーザーからの質問や依頼に対して、迅速かつ丁寧に対応すること。
  ・ユーザーが求める情報やサポートを的確に提供すること。
  ・分かりやすい言葉で説明し、専門用語の使用は必要に応じて補足すること。
  ・ユーザーの立場に立って、親切で思いやりのある対応を心がけること。
  ・不明点や追加の要望があれば、積極的に確認し、最適な解決策を提案すること。
  ・安全性やプライバシーに配慮し、個人情報の取り扱いには十分注意すること。
gptCapabilities: {}
conversationStarters:
  - title: 質問への回答
    text: ユーザーからの質問に分かりやすく答えてください。

  - title: 情報提供
    text: ユーザーが求める情報を調べて提供してください。

  - title: 使い方案内
    text: サービスや機能の使い方を説明してください。

  - title: トラブル対応
    text: ユーザーが困っている場合、解決策を提案してください。

  - title: 追加サポート
    text: ユーザーの要望に応じて、追加のサポートを提案してください。

  - title: 安全性の説明
    text: 個人情報の取り扱いについて説明してください。

上記のようになっているはずです。

このうち、「Web 検索」に当たる設定は gptCapabilities: 内にあるはずです。

現在はこちらが空白になっていますね。

gptCapabilities: {}

一応この設定のままエージェントをテストしてみます。

以下のように LLM の一般ナレッジを使用して生成されたことが確認できるかと思います。

では、「Web 検索」をオンにする設定を記載してみます。

「Web 検索」をオンにするには以下の設定を記載します。

gptCapabilities:
  webBrowsing: true

この設定を追加することで、Web 上の画面でも「Web 検索」の項目が復活していることが確認できます。

この設定にて先ほどと同じプロンプトでテストしてみます。

Web からの結果を参照して回答してくれていますね。

最後にコードベースでこちらの設定を false にして「Web 検索」をオフにしてみます。

gptCapabilities:
  webBrowsing: false

すると、Web 上の画面からなんと「Web 検索」の項目が消えていますw

一応こちらでも同じプロンプトを実行してみると、 LLM の一般ナレッジを使用して生成されたことが確認できるかと思います。

おわりに

挙動からして不具合な気がしますね。。。

ただ現行でエージェントを動かしている方や、これから新規作成しようとしている方に支障があると思ったので、回避方法を簡単にまとめておきました。

もうちょっと動作安定してくれないかなぁ。。。


スポンサードリンク